「さばの味噌煮」といえば、和食の定番。
ホットクックの公式レシピブックを見ると、材料には「赤みそ」と書いてあります。
「えっ、うちに赤みそなんてないよ…」
「わざわざ買わなきゃ作れないの?」
そう思った親父仲間のみなさん、安心してください。
いつもの「普通の味噌(合わせ味噌)」でも、めちゃくちゃ美味しく作れます!
今回は、公式レシピをちょっとアレンジして、冷蔵庫にある「いつもの味噌」で作る、懐かしくて優しい「さばの味噌煮」を紹介します。
赤みそがなくても、ホットクックなら煮崩れせず、味しみしみの絶品おかずが作れちゃいました!
【調味料は大さじ3】さば味噌の材料(3人分)
調味料は覚えやすい「オール大さじ4」。味噌はいつものやつでOKです。
- さば:3切れ(1切れ100g)
- しょうが:適量(せん切り)
※普通の味噌は赤みそより香りが優しいので、臭み消しの「しょうが」はたっぷり目がおすすめ! - 【煮汁 A】

我が家は追いこうじみそを使ってます。減塩だけど味深い使いやすい味噌です。
【驚異】重ねて回しかけるだけ!
魚料理とは思えないほど簡単です。まぜ技ユニットは使いません。
- さばの皮目に、包丁で「×」の切り込み(飾り包丁)を入れると、味が染みやすく、見た目もプロっぽくなります。
- しょうがは千切りにします。
- 【煮汁 A】(酒、味噌、みりん、砂糖)は、あらかじめボウルなどでよく混ぜ合わせて溶かしておきます。

もし時間があれば、さばをザルに乗せて、熱湯をサッとかけて(霜降り)、すぐに冷水で洗って水気を拭いてください。
普通の味噌は風味が優しいので、この「霜降り」で臭みを取っておくと、仕上がりのレベルが格段に上がります!

- 内鍋に、さばの「皮を上にして」重ならないように並べます。
- 混ぜ合わせた【煮汁 A】を回しかけ、しょうがを散らします。
- 内鍋を本体にセットします。(まぜ技ユニットは外してください!)
- メニューを選びます。
「メニューを選ぶ」→「メニュー番号で探す」→「No.042(さばのみそ煮)」を選択。 - 「スタート」ボタンをポチッ!


お疲れ様でした。
調理時間は約25分。煮崩れの心配も、焦げ付きの心配もありません。
【いざ実食!】ふわっふわ!これぞ日本の食卓!
調理完了のメロディ。
蓋を開けると…お味噌と生姜の、なんだかホッとする香りが漂います。
赤みそほど色は濃くありませんが、美味しそうな照りが出ています。
お皿に盛り付けて、煮汁をたっぷりかけて、一口。
「……優しい〜!そして身がふわっふわ!」
赤みその「ガツン!」とした味とは違い、まろやかで甘みのある優しい味わい。
これぞ「おふくろの味」という感じです。
脂の乗ったさばと、甘めのお味噌がよく合います。
「赤みその渋い味が苦手」という子どもも、「いつものお味噌汁の味だ!」と安心してパクパク食べてくれました。
ご飯に乗せて、煮汁ごと食べるのが最高です。

まとめ:公式通りじゃなくても大丈夫
「レシピ通りに材料を揃えなきゃ」と構える必要はありませんでした。
ホットクックなら、いつもの味噌でも、煮崩れなしの100点満点が出せます。
- わざわざ赤みそを買わなくていい
- まぜ技なしで煮崩れゼロ
- ほったらかしで完成
冷蔵庫にある味噌で、今夜すぐに作れます。
ぜひ、この「家庭的さば味噌」を試してみてください!
【親父が回答!】さば味噌のよくある質問(Q&Aコーナー)
Q1. 公式レシピはなぜ「赤みそ」なんですか?
A1. おそらく、赤みそは「コク」と「香り」が強いので、青魚(さば)の臭みを消すのに適しているからだと思います。でも、今回のように「しょうが」をしっかり入れたり、「霜降り(湯通し)」をすれば、普通の味噌でも臭みは全く気になりませんよ!
Q2. 冷凍のさばでも作れますか?
A2. 作れます!ただし、必ず「冷蔵庫で解凍してから」使ってください。凍ったまま入れると、中心まで火が通らなかったり、味が染み込まなかったりする原因になります。
Q3. 味が薄い気がします…
A3. さばから出る水分量によっては、とろみが足りず薄く感じることがあります。その場合は、魚を取り出した後に「手動で作る」→「煮詰める」で3〜5分加熱して煮汁だけ煮詰め、とろみをつけてからかけてください!
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公式は「赤みそ」推奨ですが、普通の味噌で作ると色が優しく、甘じょっぱい「家庭の味」になります。赤みそ特有の渋みが苦手な子どもには、むしろこっちの方が好評かもしれません!