カレーライス。 我々親父世代にとっても、子どもたちにとっても、不動の「ごちそう」ですよね。
でも、「水を一滴も使わずに、カレーを作れ」と言われたらどうしますか？ 「いやいや、無理でしょ」「絶対に焦げ付く」「それ、カレーじゃなくて野菜炒めじゃん」 …そう思うのが普通です。
何を隠そう、俺もそうでした。 内鍋に、生の鶏肉と、山のような野菜と、カレールウを放り込む。水は、ゼロ。 「スタート」ボタンを押す指が、正直、震えました。
しかし、調理完了のメロディが鳴り、蓋を開けた俺が目にしたもの。それは… まぎれもなく、グツグツと煮込まれた、完璧な「カレー」でした。
今回は、料理の常識がひっくり返る、ホットクックの真骨頂「チキンと野菜の無水カレー」の感動を、余すところなくお伝えします！
【これぞ旨味の塊】無水カレーの材料（4人前）
ポイントは、大量の「水分野菜」です。
- 【野菜たち（これが水代わり！）】
- トマト：3個（450g、角切り）
- 玉ねぎ：2個（400g、みじん切り）
- セロリ：1本（100g、みじん切り）
- 【主役と脇役】
- 鶏手羽元：8本（約480g）
- ニンニクパウダー、おろししょうが：各適量（チューブでOK！）
GABANのニンニクパウダーを我が家は使ってます。 - 市販のカレールウ：4ブロック
ニンジン1本を皮を剥く
みじん切りマシーンにてみじん切り
玉ねぎも道具を使ってみじん切り
カットトマトを使用します。
玉ねぎの上にかけます。
鶏肉を8本乗せます。
ニンニクと生姜。
我が家はジャワカレーの中辛
カレールーをのせます。
【驚異】切って、重ねて、押すだけ！
料理の工程は、もはや「切る」だけ。炒める作業は一切ありません。
1 まず、まぜ技ユニットを本体にセットします。
2 内鍋の底に、人参を敷き詰めます。
3 次に、玉ねぎを乗せます。
4 次に、トマト缶を乗せます。
5 その上に、鶏手羽元、おろしにんにく・しょうがを乗せます。
最後に、カレールウを、野菜や肉の上に置くように乗せます。（鍋底に触れないように！）
「水分が出る野菜（トマト、玉ねぎ）」を下に敷き、焦げ付きやすい「ルウ」を一番上にするのが、無水調理を成功させる鉄則です！
1 内鍋を、本体にセットします。
2 メニューを選びます。 「メニューを選ぶ」→「メニュー番号で探す」→「No.0007（チキンと野菜のカレー(無水カレー)）」を選択。
3「スタート」ボタンをポチッ！
調理時間は約1時間5分。 「本当に大丈夫か…？」とソワソワしながら待つのも、また一興です（笑）。
メニューを選択
水を入れてないのにみずみずしいカレーの完成
【いざ実食！】「何これ…」声が出る。野菜の甘みが凝縮された別次元のカレー
調理完了のメロディ。 恐る恐る蓋を開けると…
「うわっ！ちゃんとカレーになってる！！」
あれだけカサカサだった内鍋が、野菜の水分だけで、ヒタヒタの本格カレーに変わっています。 そして、香りがもう、いつものカレーと全然違う！野菜の甘い香りがすごいんです。
まぜ技ユニットが仕事をしてくれたおかげで、ルウも完璧に溶けています。
ご飯にかけて、一口。 … 「……うまっ！！！！」
なんだこれ！いつものカレールウを使っているはずなのに、味がまったく違う！ トマトの酸味、玉ねぎの甘み、セロリの香り、鶏の旨味…すべての味が“濃い”んです。 野菜が溶け込んで、ドロッと濃厚な、まるで高級レストランで食べるブイヨンで作ったような味わい。
鶏手羽元は、スプーンで触れるだけでホロホロと骨から崩れ落ちる柔らかさ。
「水を入れてない」という事実が、信じられない。 これが、野菜のポテンシャル…。これが、ホットクックの実力…！
家族からも「今日のは、なんか分からんけど、うまい！」「お店のカレーより好き！」と、過去最高レベルの絶賛をもらいました。
お皿へ
まとめ：ホットクックは、料理の常識を書き換える
「カレーには水が必要」 そんな、何十年も信じてきた常識が、たった1時間で覆されました。
ホットクックの無水調理は、ただ「楽ちん」なだけじゃありません。 素材の旨味を、一滴も逃さずに凝縮し、料理のレベルを一段階も二段階も引き上げてくれる、最高の調理法でした。
料理初心者の親父でも、こんなに奥深いカレーが作れる。 もう、あの「水たっぷりカレー」には戻れないかもしれません。 この感動、ぜひ、あなたの食卓でも味わってみてください！
【親父が回答！】無水カレーのよくある質問（Q&Aコーナー）
Q1. なぜルウは一番上に乗せるの？
A1. 良い質問です！もしルウを鍋底に置くと、水分が野菜から出てくる前に、ルウが鍋底に張り付いて焦げ付いてしまうからです。一番上に置いておけば、水分がたっぷり出てきたタイミングで「まぜ技ユニット」が全体を混ぜてくれるので、焦げ付かずに綺麗に溶けてくれるんです。
Q2. 野菜を減らしてもいいですか？
A2. ダメです！（笑） このレシピは、この大量の野菜から出る水分を「水」として調理する設計になっています。野菜を減らすと、水分が足りずに焦げ付きの原因になる可能性があるので、ぜひレシピ通りの量で挑戦してみてください！
Q3. 鶏もも肉や豚肉でも作れますか？
A3. もちろんOKです！鶏もも肉なら、さらにジューシーに。豚バラブロックを使えば、脂の甘みが加わって、これまた絶品になりますよ。その場合も、肉は野菜の上に乗せるのがおすすめです。
Q4. 辛いカレーが好きなのですが…
A4. その場合は、カレールウを「辛口」にするのはもちろん、ルウと一緒にガラムマサラや一味唐辛子を小さじ1ほど振りかけておくと、スパイシーな大人味に仕上がりますよ！
次回のホットクック料理も期待して下さい。
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「野菜、多すぎじゃない？」と思いましたか？ 正解です！この大量の野菜こそが、このカレーの「水」であり、「旨味の素」なんです。 特にトマトと玉ねぎから出る水分で、すべてを煮込みます。怖がらず、レシピ通りに全部入れてください！ 鶏手羽元を使うと、骨から極上の出汁（ダシ）が出て、味に深みが爆発しますよ。
玉ねぎのみじん切りには是非無印良品 みじん切りチョッパーを使ってみて下さい。料理が苦手な親父でも簡単にみじん切りが完成！！